4 福増一切照(廣幸)先生が提案した触手療法
福増先生はお医者さんとして、また自然科学者として活躍され、東洋医学的な考え方に希望を持って、ご自分が提案した治療法を「触手療法」と名づけて、慢性筋肉(系)疲労を取り除くことで病を癒すという新しい治療を担いました。
また触手療法という名称は、福増先生とその友人により、世の中でまだ使われてない名称と思って命名されました。
福増先生の発言で[元からある触手療法は、身体から離してやるので、手は身体に触れないから。やり方が違うから混ざったりしない」と聞いています。
それから、福増先生が稀に「野口晴哉先生はわたしの心の師」とおっしゃったことも、今も強く記憶に残っています。