1 慢性筋肉疲労とは何か
-考え方一般に筋肉の疲労といわれるものは、日々の睡眠等で回復するものであると思います。休息して回復するのならよいのですが、なかなか回復してくれない長期の筋肉の疲労があります。
疲労した筋肉を力を抜いて動かしてみて、柔らかく変化する部分は健全な筋肉です。
しかし、動かしても、角度を変えてみても硬直したまま残る部分があります。そこが慢性筋肉疲労の状態を呈している部分です。
慢性筋肉疲労に陥っている筋肉は、硬直して縮んだままになっていて伸びません。
硬直した筋肉が再び健全な筋肉となるためには、縮んだり伸びたりできる筋肉運動ができなければなりません。
慢性筋肉疲労に陥った筋肉は、すでに硬直して縮んでいますから、そこからもう一段縮んでから伸びることができないので、緩めて健全な筋肉として使えるようにするために、触手療法を行うとよいと思うものです。
こういった慢性筋肉疲労が、身体にさまざまな不調を引き起こすものと、触手療法では考えています。